今年の冬は...
2020/12/07
こんばんは
タケダ工業の武田です。
いつもお世話になっております。
毎年、12月2週目には従業員さんに賞与を支給させてもらってます。賞与というのは利益の還元という捕まえ方なんですが、今年に限ってはちょっと違う見方で検討する必要性を感じております。非常に厳しい経営状況は経営者、従業員とも重々承知しています。
毎年頑張って得た利益の中からいくら還元するのか?特に現在の業績不振の時は頭を痛めて決定させてもらってます。正直支給が終わるまでは憂鬱なものです。
今年の利益の中から考えるとほぼないに等しい判断を下さないといけないのですが、従業員さんの生活もかかってますので出来る限り精一杯の額を支給させてもらおうと思っております。
大阪の統計では、支給金額が民間で前年度対比数パーセントダウンという情報を聞きました。実はこれ賞与を出している企業が対象で実際は支給なしという企業が55%と前年の46%よりも大幅に増えているそうです。
要するに支払う原資もないという企業がかなり存在するということだと思います。
そういった状況を踏まえつつも何とか捻出出来ないか?ギリギリまで思案しています。
来年に向けてのモチベーションにも繋げないといけませんし、なんといっても雇用を守っていかないとそれが経営者の責任なので... しっかりと今後のビジョンを立て十分な理解を得て共に歩んでいけたらいいかと思っています。