経営者の交代に思う
2021/10/05
こんばんは
タケダ工業の武田です。
いつもお世話になっております。
私も2010年4月に代表取締役に就いて11年が経過しました。
ちょうどリーマンショック後の経営の立て直しを図るタイミングでの就任だったと思います。このバトンを渡すタイミングというのがあろうかと思いますが、渡す側の事情というのもあると思いますが、渡される側の状況というのを重視するという話をあるコラムで読みました。確かにこれが一番健全なタイミングだと思います。
ある会社さんで50代後半で次の経営者にバトンタッチされました。
まだ出来るのにという意見もあったそうなんですが、受ける側の人が40代後半という事と機は熟した状況であるという事もありこの交代に繋がったという事でベストだったんだなと思います。
私は現在54歳で次にバトンを渡す時期はまだまだ先になりそうですが、ボロボロになる前に渡される側がいい状態になったタイミングでバトンを渡せるようになるまでは私自身が健全で頑張らないと改めて思いました。
当社も、先代社長が他界したのが48歳!病死でしたのでその後を受けた2代目社長はさぞご苦労されたことと思いますし、実際にこの目で見てきました。
会社が長く継続させるためにこの世代交代のタイミング、受ける側の最高の状態でバトンタッチができるよう私自身の健全性を磨いていく事を改めて考えさせられました。